CHANEL(シャネル)の「マトラッセ」は、女性の憧れとして知られている人気のチェーンバッグ。90年以上たった今でも世界中に愛されている名作です。
そんなマトラッセを買ってみたいと思ってる女性も多いはず。でも、値段が高いだけに、事前に使い勝手の良さは知っておきたいところ。
実際に、名作と知られている高級バッグでも「使い心地が最悪で後悔した」というケースはよくあります。
そこで本記事では、シャネルのマトラッセを愛用している私が、「実際に使って感じた魅力・使い勝手の良し悪し・後悔しないためのポイント」などを徹底解説します。
本記事の内容
- シャネルのマトラッセの魅力とは?
- シャネルのマトラッセの使い勝手を正直レビュー
- シャネルのマトラッセを買って後悔しないためのポイント
それでは早速見ていきましょう。
CHANEL(シャネル)のマトラッセとは?
シャネルのマトラッセ(MATELASSE)は、1929年に誕生したシャネルを代表するチェーンバッグです。
発売から90年以上たった今でも、変わらず人気があります。今では「女性の永遠の憧れ」といわれており、世界中のセレブも愛用していることで有名です。
トレンドに左右されない普遍的なデザインと、若い女性からお年寄りの女性まで幅広い世代に似合うことが、人気の理由です。
そんなシャネルのマトラッセには、どんな特徴があるのか?主なポイントは以下の3つです。
シャネルのマトラッセの特徴
- ダイヤ型のキルティングデザイン
- 2WAY式のチェーンストラップ
- ココマークのロック金具
写真付きでわかりやすく解説していきます。
シャネルのマトラッセの特徴①ダイヤ型のキルティングデザイン
マトラッセの最大の特徴といえば、ダイヤ型にステッチが施されたキルティング加工。
この加工法により、素材がふっくらと盛り上がって見えるようになっています。
マトラッセはフランス語で、「袋詰めされた」 「ふっくらと膨らんだ」という意味です。その言葉をキルティング加工で表現しています。
マトラッセに採用される素材は、最高級の本革。中でもよく使われるのが、キャビアスキン・カーフスキン・ラムスキンです。
素材の違いによって、表面の印象やキルティングの膨らみ具合が違ってきます。
ちなみに、本記事にのせているマトラッセは「ラムスキン」です。
レザーのキルティングデザインは、高級感があり耐久性も優れています。まさに最高のコンビネーションです。
シャネルのマトラッセの特徴②レザー付きのチェーンストラップ
マトラッセの大きな特徴としてもう一つあげられるのが、チェーンストラップです。
チェーンにレザーを織り込むことで、女性らしさと高級感を兼ね備えたデザインに仕上がっています。
シャネルのマトラッセの特徴③ココマークのロック金具
マトラッセのロック金具には、シャネルのブランドロゴである「ココマーク」が採用されています。
ここは、一目見てシャネルだとわかるポイント。高級感をグッと引き立ててくれます。
シャネルのマトラッセは買うと後悔する?使い勝手の良し悪しをレビュー
これまで見てきたとおり、シャネルのマトラッセのデザインは超一級品です。
ですが、実際の使い心地がどうなのかは、使ってみないとわかりません。
結論からいうと、シャネルのマトラッセの使い心地は良いです。ただし、注意点もあるので、それぞれ順番に解説していきます。
自由自在な持ち方ができる
マトラッセの上側にはチェーンの通し穴があります。ここでチェーンを1重・2重にすることで、ストラップの長さを調整することが可能です。
チェーンストラップの長さを変えることで、さまざまな持ち方ができるようになります。
1つは、ふつうにチェーンをシングル式(1重)で持つ場合。肩掛けと斜めがけの2パターンで持つことができます。
もう一つは、チェーンをダブル式(2重)で持つ場合。肩掛け・腕がけ・手持ちの3パターンがあります。
チェーンを2重にすることで、手で持ったときにバッグが床につかないようになります。
さらに、こんなふうにあえてチェーンを持たず、バッグ本体を持つパターンもあります。
こんなふうに、色々な持ち方ができるという意味では、かなり使い勝手がいいです。
1重で肩掛けすると、両手が空くので便利です。斜めがけすると少しカジュアルな雰囲気も出ます。逆に2重で肩掛けすると重心が上がるので、スタイルがよく見えます。
どちらの持ち方でも、おしゃれで女性らしい気品を保てるのは、さすがシャネルといったところ。
ダブルフラップ式で収納面の好みがわかれる
マトラッセは、ダブルフラップ(二重フタ)式になっているのも特徴。一番上のフタを開けると、さらにもう1枚フタがついています。
ダブルフラップ式は、「誤ってフタが開いたときに中身がこぼれにくい」「中身が見えないので防犯対策になる」といったメリットがあります。
また、ダブルフラップにすることでチャックやポケットの仕分けゾーンが増えるので、収納しやすいという魅力もあります。
一方で、「2回フタを開けないと中身を取り出せない」というデメリットもあります。
上記の点を考えると、使い勝手の良し悪しは好みによって分かれるところです。
ちなみに、シャネルのマトラッセはダブルフラップが基本ですが、中にはシングルフラップもあります。基本的にダブルフラップのほうがリセールバリューが高いので、商品の価値としてはフタが2重のほうがいいといえそうです。
シャネルのマトラッセのサイズ感による使い勝手の違い
シャネルのマトラッセには、「ミニ・スモール・ラージ・マキシ」など、さまざまなサイズが用意されています。
サイズの違いによっても、使い勝手の良し悪しが変わってくることがあります。
現行品のサイズ展開は以下のとおり。
- 【マトラッセ ミニ】12 × 20 × 6 cm
- 【マトラッセ ミニ】13.5 × 17 × 8 cm
- 【マトラッセ スモール】14.5 × 23 × 6 cm
- 【マトラッセ】15.5 × 25.5 × 6.5 cm
- 【マトラッセ ラージ】19.5 × 30 × 10 cm
- 【マトラッセ マキシ】23 × 33 × 10 cm
シーズンによって、数cm単位でサイズ感が変わってきます。ヴィンテージ品も含めると、サイズ感はさまざまです。
ミニ以下は斜めがけできない可能性がある
マトラッセは、ミニ以下になると斜めがけできない可能性があるので、注意しましょう。
本記事でご紹介しているマトラッセのサイズは、「14 × 23 × 6 cm」です。「マトラッセ スモール」にあたります。
スモール以上だと斜めがけができるので、便利です。
サイズによって収納力が変わる
当然ですが、マトラッセはサイズによって収納力が変わってきます。
小さすぎるとあまり中身が入りませんが、大きすぎると主張が大きくて邪魔に感じる場合もあります。
これについては好みで選べばOK。たくさん収納したい人は大きめのサイズを選べばいいし、荷物が少ない人は小さめのサイズを選べばいいかと。
マトラッセの「スモール」は、見た目的にも収納面でも大きすぎず小さすぎず、ちょうどいいサイズ感だと思います。
スモール以下は軽いので持ち運びに便利
マトラッセは、バッグとしては比較的軽いです。「マトラッセ スモール」の場合だと、重さは491gでした。
実際に持っていても、あまり重さを感じることはありません。なので、疲れにくいという意味では、かなり使い勝手がいいと思います。
ただし、サイズが大きくなるほど重たくなるので、重たさが気になる人はラージ以上は避けたほうがいいかもしれません。
シャネルのマトラッセの定価【安く楽しむ方法】
シャネルのマトラッセの定価はサイズによって変わってきますが、80万~200万円程度です。
原材料の高騰や円安などの影響によって、どんどん値段が高くなっています。はっきりいって、お金持ちじゃないと買えないというのが本音…。
せっかく頑張って買っても、あとで「お金に余裕がない…。」と後悔するハメになるかもしれません。
でも、幸いなことに、今ではシャネルのマトラッセを安く楽しむ方法があります。それが、『Laxus(ラクサス)』を利用すること。
ラクサスは、ハイブランドのバッグをお手頃価格でレンタルできるサブスクサービスです。日本とアメリカで合わせて220万人以上がダウンロードしており、利用者がめちゃめちゃ多いです。
ラクサスは以下のような由緒正しき賞も受賞しており、サービスとしての安心感もあります。
ラクサスの受賞歴
- 内閣総理大臣表彰 日本サービス大賞 優秀賞
- 経済産業省 最優秀賞
- 整理収納のプロが選ぶ シンプルスタイル大賞 コンテンツ部門 特別賞
- EY アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー 2016 ジャパン 特別賞
取扱いブランド数は60種類、バッグの種類は40,000種以上。シャネル以外にもエルメス・セリーヌ・プラダなど、代表的なブランドバッグをどれも定価でレンタルできちゃいます。
実は私が利用しているシャネルのマトラッセも、ラクサスでレンタルしたものです。
詳しくは『ラクサスの評判は最悪?やばい?バッグをレンタルした私の口コミレビュー』の記事でメリット・デメリットを徹底レビューしているので、興味のある方はぜひ参考にしてみてください。
まとめ:シャネルのマトラッセは使い勝手のいいバッグ!ただしサイズ選びを間違うと後悔するかも。
結論として、シャネルのマトラッセはかなり使い勝手のいいバッグでした。
ただし、サイズ選びを間違えてしまうと後悔する可能性があるので、注意しましょう。
購入できれば一番いいんですけど、難しい場合はラクサスでレンタルしてみるのもアリ。
購入前にレンタルすれば、サイズ選びなどで失敗して後悔する可能性は限りなくゼロになります。さらに、「高いお金を払ってまでホントに自分に必要なモノなのか?」を品定めすることも可能です。
まずは試着感覚で、何かのイベントに合わせて単発利用してみてはいかがでしょうか。
それではまた別の記事でお会いしましょう。
参考
シャネルのマトラッセのコーディネート例が見たい方は、『CHANEL(シャネル)のマトラッセのバッグコーデ6選【季節別】』の記事を参考にしてください。