- adidasのYEEZY 500のサイズ感・履き心地はどんな感じ?
- イージー500ってぶっちゃけおすすめなの?
こんな疑問をお持ちのあなたへ。
これまでに抽選販売で争奪戦を繰り広げてきた、アディダスの『YEEZY(イージー)』シリーズ。その中でも代表作の一つとして挙げられるのが『YEEZY 500』です。
以前はadidas公式サイトで販売されてましたが、現在YEEZYシリーズはどのモデルも完売しており、再販予定もありません。入手方法は基本的に二次流通や中古サイトしかなく、店頭に置いていることはめったにないので、ほとんどの人が試着せずに購入することになるはず。
でも、それでもゲットしたいという人はたくさんいますよね?そこで気になるのが「サイズ感」です。プレ値で販売されることの多いモデルなので、サイズ選びで失敗しないよう、購入前にチェックしておきたいところ。
本記事では、アディダスの『YEEZY 500』のサイズ感・履き心地・デザイン性について、実物レビューを通して徹底解説していきます。YEEZY 500を購入希望の方は、ぜひ参考にしてみてください。
それでは早速見ていきましょう。
YEEZY 500はどんなスニーカー?
YEEZY(イージー)とは?
『YEEZY 500』とは、2018年に初登場したYEEZYの代表的スニーカーのひとつです。
そもそも『YEEZY(イージー)』とは、2015年以降にadidasとカニエ・ウェストがタッグを組んで生まれたスニーカーシリーズのこと。
誕生からわずか数年でストリートシーンの中心に躍り出て、抽選販売に人が殺到する「社会現象レベル」の人気になりました。発売方法は常に抽選 or 限定店舗のみの数量限定販売。毎回のように即完売が起きていて、「欲しくても買えない」という状況が続いたほどです。
カニエ・ウェスト(Ye)とは?
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カニエ・ウェストは、「世界で最も影響力のある人物100人」 にも選ばれた、音楽界でもファッション界でも頂点に君臨するアーティスト。グラミー賞では69回ノミネート・24回受賞という圧倒的な実績を誇ります。
「カニエが着用したら売れる」といわれるほどの影響力を持つファッションアイコンなんです。
ストリートの流行は、音楽と密接にリンクしています。だからこそ、彼が生み出したYEEZYシリーズは「スニーカー」という枠を超えて、カルチャーそのものとして受け入れられました。
【adidas/アディダス】YEEZY 500のサイズ感レビュー
YEEZY 500のサイズ感はどうなのか?まず結論を先に伝えると、普段履いているスニーカーと同じサイズでジャストでした。
ここでは、実際の足の実寸データ・他スニーカーとの比較を踏まえて、サイズ選びで失敗しないためのレビューをお届けします。
筆者の足の実寸とスニーカーサイズ一覧
まずは僕の足のサイズと、普段履いているスニーカーとの比較表をご覧ください。
| 項目 | 筆者の足のサイズ |
| 足長 | 26.7cm |
| 靴の推奨サイズ(足長から+0.5cm) | 27.5cm |
| 足幅 | 11.0cm(ふつう) |
| 土踏まず | なし(偏平足) |
| 甲の高さ | 低い |
| かかと幅 | 広い |
| 足の形 | ギリシャ型 |
| ブランド名 | モデル名 | 筆者の着用サイズ(cm) |
| CONVERSE | ALL STAR(オールスター) | US9(27.5cm) |
| adidas | STAN SMITH(スタンスミス) | 27.0~27.5 cm |
| adidas | SUPERSTAR 82(スーパースター82) | 27.5 cm |
| adidas | SAMBA(サンバ) | 27.5~28.0 cm |
| adidas | GAZELLE INDOOR(ガゼルインドア) | 27.5 cm |
| new balance | 2002R | 27.5 cm |
| new balance | 993 | 27.5 cm |
| new balance | 997 | 27.5 cm |
| 810s by MOONSTAR | STUDEN(スチューデン) | 27.0cm |
| 810s by MOONSTAR | KITCHE(キッチェ) | 27.0cm |
普段履いているスニーカーは約7割が27.5cmで、ときどきハーフサイズ上げる、下げる、というバランスです。
実際に着用してわかったYEEZY 500のサイズ感
YEEZY 500は、普段履く27.5cmでジャストサイズでした。
- 甲が低くて当たることもなし
- 横幅も窮屈にならない
- 土踏まずがない(偏平足)筆者でも痛みなし
いわゆる「普通の足型」なら、クセを感じない一般的なサイズ感です。なので、基本は「普段と同じサイズ」でOK。これは男女問わずほぼ共通です。
【adidas/アディダス】YEEZY 500の履き心地レビュー
YEEZY 500の履き心地は、結論からいうとかなり優秀です。見た目のボリュームに反して驚くほど軽く、歩行性能もランニングシューズ級に仕上がっています。
ここからは、実際に履いて分かった履き心地を、項目別でわかりやすく解説していきます。
クッション性
YEEZY 500の履き心地を語るうえで外せないのが、ソールに搭載された独自技術「adiPRENE(アディプリン)」と「adiPRENE+(アディプリンプラス)」。
結論として、クッション性は「めちゃくちゃ優秀」。一般的なアディダスのスニーカー(スタンスミス・スーパースターなど)よりも、明確に上質で反発が強い履き心地です。
アディプリン
「かかと部分」に搭載されている衝撃吸収テクノロジー。着地時の衝撃をしっかり吸収し、足や膝への負担を大幅に軽減してくれます。着地が安定することで、足の余計なねじれを抑える効果もあると言われています。
アディプリンプラス
「前足部」に搭載された反発弾性テクノロジー。蹴り出しをサポートし、少ない力でスイスイ前へ進める感覚を生みます。
ニューバランス1300を履いたラルフ・ローレン氏が「雲の上を歩くようだ」と語った話は有名ですが、YEEZY 500もそれに近い感覚。雲のようなモコっとしたボリュームデザインと相まって、「ふかふか×反発×安定」がバランスよく融合した抜群の履き心地です。長時間歩いても疲れにくいです。
グリップ性
YEEZY 500のアウトソールは、見ただけで分かるほど攻めた立体構造。デコボコのラバーソールがしっかり路面をつかむので、グリップ力が非常に高いです。
濡れたタイルやマンホールでも滑りにくく、見た目だけじゃない本物の性能を感じます。
蒸れにくさ
YEEZY 500のアッパーは、フルグレインレザー・スエード・メッシュの異素材を組み合わせたプレミアム仕様。
全面レザーのスニーカーは蒸れやすい傾向がありますが、YEEZY 500はメッシュをバランスよく配置しているので、透湿性が高く蒸れにくいのが特徴です。
さらに、異素材ミックスによる上質感と立体感も見事で、ニューバランスの900番台に近い高級スニーカーらしい佇まいがあります。マットで落ち着いた質感なので、どんなパンツにも馴染みやすいのも魅力。
軽さ
ボリュームのあるフォルムを見ると「重そう」と思いがちですが、実際に手に取ると想像以上に軽いです。
その理由は、メッシュを中心にした軽量アッパー構造や、ランニングシューズにも採用される軽量ソール「アディプリン」のおかげ。
見た目とのギャップが大きく、履いた瞬間に「軽っ!」と感じるはずです。
【adidas/アディダス】YEEZY 500のデザインレビュー|他モデルとの違い
YEEZYシリーズには350・380・700など多彩なモデルがありますが、500はその中でも異質。一度見たら忘れられない独創的なフォルムなのに、街に馴染む絶妙なデザインバランスを持っています。
ここでは、YEEZY 500のデザインの魅力と、他モデルとの違いをわかりやすく解説していきます。
①独創的なのに街に溶け込む立体的なデザイン
YEEZYシリーズの代表モデルを比べると、特徴がより明確になります。
- 350:シュッとしたスポーティ
- 700: テクニカルで重厚
- 500: 曲線的でぷっくり立体
特に500の特徴であるモコッとした立体的フォルムは、曲線の多いアディプリンのソールを重ねることで完成しています。まるで「生き物の殻」をまとったような唯一無二の存在感。
それでいて、「レザー × スエード × メッシュ」のプレミアムな異素材レイヤーと、アースカラー中心の控えめな色使いにより、全体は驚くほど上品でミニマル。結果として、派手すぎないのに足元がしっかり映える、唯一無二のストリートラグジュアリーに仕上がっています。
Tシャツ+ワイドパンツのようなシンプルコーデでも、YEEZY 500を合わせるだけで全体が一気にこなれて見えるのは、この立体感と素材の深みのおかげです。
②自然物を思わせる色彩設計
YEEZY 500のカラーパレットはとにかく秀逸です。
「Bone White」「Salt」「Utility Black」「Blush」「Taupe」。これらはすべて、自然界の色(アースカラー・モノトーン)を基調とした色設計。そのため、コーディネートにすっと馴染み、どんなパンツにも合わせやすいのが最大の魅力です。
僕が愛用している「Utility Black」は、ただの黒ではなく「ややグレーを含んだ都会的なブラック」。無骨なフォルムなのに、色と素材感はとても上品この相反する二面性が、男女問わず刺さっています。
③ブーストフォーム(BOOST)が入っていない
YEEZYシリーズの多くには、アディダスを代表するクッション素材「BOOSTフォーム」が搭載されますが、500には採用されていません。理由は単純で、モデルの世界観を優先しているため。
YEEZY 500はあくまで有機的な塊のようなフォルムが主役。BOOST特有のソール形状では、この独特のモコっとした曲線美が出せません。そのため、あえてadiPRENE(アディプリン)を採用し、「見た目の統一感」「立体的なフォルム」「柔らかい履き心地」の3つを両立させています。
BOOST非搭載=履き心地が悪い、という誤解をされがちですが、実際にはadiPRENEの柔らかさ・反発ともに十分で、普段使いには最適です。
【adidas/アディダス】コーデレビュー|YEEZY 500はこう合わせると一気に洒落見えする
YEEZY 500は立体的かつ独創的なデザインが魅力ですが、それゆえに「どう合わせればダサくならない?」「コーディネートに馴染むのか不安…」と感じる人も多いはずです。
実際、ふつうのスニーカーより存在感が強いので、合わせ方を間違えると「足元だけ浮く」ケースもゼロではありません。
ただ結論としては、YEEZY 500は思っている以上に合わせやすいスニーカーです。その理由は、
- ワントーンのミニマルな色使い
- レザー×スエード×メッシュの上品な素材感
- アースカラー中心の落ち着いた配色
この3つのおかげで派手すぎない存在感に収まっているから。むしろ使いようによっては、シンプルコーデを格上げする力があります。
ここでは、YEEZY 500をおしゃれに履きこなすための着用イメージとパンツとの相性をわかりやすく紹介します。
YEEZY 500はパンツ次第で雰囲気が変わる
実際に合わせてみると、デニム・スラックス・チノパンなどベーシックなパンツとはとても相性が良いです。盛りすぎない存在感なので、モードからカジュアルまで振り幅が広いのが500の強み。
下記の着用例を見ると「意外と馴染むな」と感じてもらえるはずです。
YEEZY 500 × ブルーデニム
ブルーデニムの無骨さとYEEZY 500のストリート感が好相性。カジュアルスタイルでもこなれた印象にまとまります。白T+ブルーデニムの王道コーデに足すだけで、一気に洒落顔になるはずです。
YEEZY 500 × 黒スラックス
もっとも都会的で洗練された組み合わせ。モードな雰囲気が強まり、全体が引き締まります。野暮ったく見えないのは、500の素材感とワントーン配色のおかげ。
YEEZY 500 × チノパン
ベージュ系との相性も抜群。カジュアルだけど上品さもあり、ユニセックスで好かれる雰囲気に。デニムやスラックスに飽きた人におすすめの組み合わせ。
YEEZY 500 × グレーデニム
同系色でまとまり、全体がクールな印象に。グレーデニムの素材感が、ストリート感を際立たせます。
パンツがやや細身ですが、YEEZY 500がボリューミーなため、もう少しゆったりしたパンツを合わせるほうがバランス良くまとまりやすいです。
【adidas/アディダス】YEEZY 500の評判・口コミまとめ

【adidas】YEEZY 500(出典:adidas公式サイト)
ここからは、実際にYEEZY 500を購入したユーザーのリアルな口コミを、アディダス公式サイトから厳選して紹介します。
YEEZY 500の口コミ
スニーカー史の一時代を築いたYEEZY。350、700と共に秀逸なデザイン。カラーウェイでまた違った印象になるうえ、どの色味も味わい深い。履き心地も良く時代を超えたマスターピースである。
出典:adidas公式サイト『YEEZY 500』
デザインがカッコ良く満足!!
haruさん
このYeezyシリーズが大好きでとにかく350と500がお好み。値段で迷っていたが、中々手に入れにくいため勇気を出して購入しました。
他にも500シリーズを購入するかどうか迷っています。
少し割引があれば嬉しいですが。。
出典:adidas公式サイト『YEEZY 500』
意外性NO.1
MonkeyDDragonさん
無骨な見た目と裏腹に、快適な履き心地に感動しました。意外と色んなコーデに取り入れやすそうです。大切に履いていきます。
出典:adidas公式サイト『YEEZY 500』
二足目
Avikoさん
blushに続き二足目、奇抜なデザインだが、案外何にでも合う◎
見た目よりサイズはタイトな作り。
また新しいカラーがでたら買おうと思う。
出典:adidas公式サイト『YEEZY 500』
口コミを分析して分かった3つの傾向
上のレビューをすべて読み込んだうえで、購入者の声を整理すると、YEEZY 500が支持される理由は大きく以下の3つに集約されます。
- 「デザインが圧倒的にカッコいい」という声が多数
- 見た目と裏腹に履き心地がめちゃくちゃ良い
- 意外とどんな服にも馴染む合わせやすさ
上記の口コミは、僕のレビューの内容とも合致するものでした。
正直、好き嫌いがわかれるモデルだと思いますが、ハマる人にはとことんハマるモデルだと実感しました。
YEEZY 500はどこで買うべき?【おすすめの購入場所と注意点】

YEEZY 500は、これまで「抽選販売」または「限られた実店舗のみの数量限定販売」というかなりハードルの高い入手難度でした。発売されれば毎回のように行列ができ、即完売。完売後はプレ値が付くのが当たり前という、まさに「争奪戦スニーカー」です。
ただし2022年、カニエ・ウェストの問題発言を受けてadidasとの契約が解除され、YEEZYシリーズは生産終了に。その後アディダスは、2023年〜2024年にかけて余剰在庫分のみをadidas公式サイトで限定販売しました。これが最後の正規販売となり、2025年以降、adidas公式では完全に購入不可となっています。
つまり今YEEZY 500を買うには、二次流通で安心して買えるショップを選ぶことが必須。同時に偽物の流通量がかなり多いモデルなので、慎重に選ぶ必要があります。
YEEZY 500に偽物が多い理由と見分け方
YEEZYは世界的な需要の高さから、長年フェイク市場の主要ターゲットになってきました。偽物の精度も年々向上しており、素人目線では見分けがつきにくいのが実情です。
最低限チェックすべきポイントは以下のとおり。
- 価格が相場より極端に安い → まず疑う
- スエードの質感が荒い/不自然な接着跡がある
- 販売店の評価(レビュー・実店舗の有無)
不安な人は、鑑定付きサービスのあるショップを選ぶのが安心です
オンラインで安全に購入できるおすすめショップ
YEEZY 500を安心して買えるショップを厳選してご紹介します。
- StockX公式サイト
:スニーカーヘッズ御用達の鑑定付きマーケットプレイス。全商品を鑑定センターでチェックしてから発送される。相場の把握がしやすく、定価に近い価格で見つかることも多い。 - FARFETCH
:世界中の正規セレクトショップの商品が集まるプラットフォーム。取り扱い店舗が厳しく審査されているため信頼性が高い。新品を探している人に最適。 - 楽天市場
:新品/中古ともに圧倒的に在庫が豊富。ただし店舗ごとの信頼性にばらつきがあるため、評価レビューは必ず確認。ポイント還元が大きく、お得に買えるケースも多い。
セカンドストリート:国内最大級のリユースショップで、中古在庫が圧巻。YEEZYシリーズも出品数が多く、状態を選びやすい。全国の実店舗在庫をオンラインでまとめて検索できるのが便利
参考
メルカリのようなフリマサイトにも本物はありますが、同時に偽物も紛れている可能性が高いので、要注意です。
YEEZY 500の定価と相場

【adidas】YEEZY 500(出典:adidas公式サイト)
- 定価:28,600円
- 新品相場:定価〜4万円前後(StockX参考)
驚くほどのプレ値ではありませんが、YEEZYシリーズはもう再販されないため、今後は確実に在庫が枯れ、価格が上がる可能性があります。
特に状態の良い新品は年々減っているため、迷っている人は早めが正解です。
YEEZY 500は以下のショップで購入できます。
まとめ:YEEZY 500のデザインはインパクト大。サイズ感は普段と同じでOK。
YEEZY 500は、「個性は欲しいけれど派手にはなりたくない」「スニーカーでコーディネート全体のレベルを上げたい」という人にこそフィットする一足です。ボリュームのあるフォルムなのにワントーンでうるさくならず、大人っぽいストリートを作れる稀有なスニーカーと言えます。
履き心地もとてもやわらかく、長時間の街歩きでもストレスを感じにくいので、デザイン性と快適さを両立したい方には間違いなく相性がいいはずです。サイズ感も普段と同じ感覚なので、サイズ選びで失敗しにくいモデルといえます。
重要なのは、YEEZY 500はもう二度と新品が量産されないモデルだという事実です。2025年以降、adidas公式では購入できず、在庫は二次流通のみ。しかも新品は年々確実に減り続けています。
価格がまだ極端に高騰していない今は、手に入れられる最後のチャンスと言えるかもしれません。購入希望の方は、後悔しないようにしてくださいね。
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匿名さん