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私服でネクタイはダサい?失敗する理由とおしゃれに見せる正解コーデを徹底解説

私服でネクタイはダサい?失敗する理由とおしゃれに見せる正解コーデを徹底解説
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KEN

月間最高18万PVのファッションブログ『K2J』を運営。大手アパレルのパーソナルスタイリングサービスでECスタイリストとして勤務し、ファッション色彩能力検定1級を保有。大手メディアへのファッションスナップ掲載経験や、医学研究科修士課程で培った分析力を活かし、理系的視点から「ロジカルなおしゃれ」を提案。これまでに100点以上のファッションアイテムやサービスをレビューしてきた「服好きの視点」から、読者目線に寄り添ったリアルなファッションコンテンツを発信中。

私服でネクタイってダサいのかな?どうやったらおしゃれに仕上がる?

こういった疑問にお答えします。

 

私服にネクタイを合わせたファッションスタイルに挑戦したいと思いつつ、「ダサいコーデになりそうで不安」という人も多いはず。実際、街で見かける「私服×ネクタイ」の中には、正直ちょっと残念な印象になってるケースもあります。

ネクタイは本来、かなり主張が強いアイテム。しかも首元は、人の視線が一番集まりやすい場所です。だから、色や素材、合わせ方を少し間違えるだけで、一気に「浮いてる」「頑張ってる」「ダサい」に見えてしまいます。

逆に言えば、あるルールさえ知っていれば、私服ネクタイはちゃんとおしゃれに見せられるということ。

この記事では、

  • なぜ私服でネクタイがダサいと言われやすいのか
  • どこで多くの人が失敗しているのか
  • 初心者でも失敗しないネクタイコーデの作り方

 

を、できるだけわかりやすく解説していきます。読み終わるころには、「私服にネクタイってアリかナシか」だけではなく、「どう合わせればいいか」まではっきりわかるはずです。

それでは早速見ていきましょう。

 

 

私服でネクタイは本当にダサい?

ネクタイの私服コーデ

結論からいうと、私服でネクタイというスタイル自体はダサくありません。むしろこれは、クラシックでエレガントな装いとして、長い歴史の中で繰り返し楽しまれてきたスタイルです。

ただし、違和感を覚える人が多いのも事実。ネクタイはもともとビジネススーツを完成させるための道具として生まれたアイテムです。それを私服で使えば、「なんか浮く気がする」と感じるのは自然な反応で、間違いではありません。

一方で、あえてビジネスのアイテムを私服に落とし込む。この少しひねった発想こそ、おしゃれ上級者が昔からやってきたテクニックでもあります。実際、ハイブランドのランウェイやデザイナーズブランドのルックでは、私服にネクタイを合わせたスタイルが何度も登場しています。

 

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流行の波は多少ありますが、この組み合わせ自体が完全に消えたことはありません。海外のファッションスナップを見ても、ネクタイを自然に取り入れているおしゃれな人は、いつの時代にも存在しています。

 

なぜ「私服×ネクタイはダサい」と言われやすいのか?

ネクタイの私服コーデ

ここで一つ、わかりやすい例えを出します。テーラードジャケット、スラックス、プレーントゥの革靴。これらも元をたどれば、すべてスーツ由来のアイテムです。でも今では、私服として完全に定着していますよね。ネクタイも理屈は同じで、私服に取り入れること自体は何もおかしくありません。

それでも「私服ネクタイ=ダサい」と言われやすい理由があります。それは単純に、難易度が高いからです。

ジャケットや革靴は、すでに私服の定番として多くの人が見慣れています。一方ネクタイは、まだ一般層まで十分に浸透しきっていません。しかも首元は、視線が一番集まりやすい場所。ここで色や素材、雰囲気を少し間違えるだけで、違和感が一気に強調されてしまいます。

だから、やり方を間違えると「おしゃれ」より先に「ダサい」が目に入る。これが、私服ネクタイが敬遠されがちな本当の理由です。

 

では、どんな取り入れ方をするとダサい認定されやすいのか?次の章で、その「失敗パターンをはっきりさせていきます。

 

 

私服ネクタイがダサく見える4つの失敗理由

①ネクタイのデザインがダサい

ダサいネクタイの私服コーデ

出典:楽天市場

大前提として、ネクタイそのものがダサいと、どんなコーディネートでもおしゃれは成立しません。私服ネクタイは、組み合わせ以前に「ネクタイ単体の完成度」が強く問われます。

特に注意したいのが、細すぎるヒョロヒョロのネクタイ。これは体のバランスを崩しやすく、どうしても野暮ったく見えがちです。

もう一つ多い失敗が、ビジネススーツ専用のネクタイをそのまま私服に使うこと。「なんで仕事用のネクタイをしているんだろう?」そんな違和感が、無意識のうちに生まれます。もちろん、ビジネス用でも私服に馴染むデザインは存在します。ただ、それを見分けるのは難しい。

迷ったら、真っ黒のネクタイを選ぶ。これが一番安全で、失敗しにくい選択です。

 

②キメキメすぎる

ダサいネクタイの私服コーデ

ネクタイを使うときに、ついやりがちなのが全部を上品で揃えてしまうこと。これをやると、一気にスーツ感が強くなります。

たとえば、「セットアップ+シャツ+革靴+ネクタイ」。この組み合わせ、完成度は高いですが、私服として見ると「これから仕事?」「ちょっと気合い入りすぎでは?」と思われやすい典型例です。

私服ネクタイで大切なのは、どこかに「抜け」を作ること。デニムやスニーカーなど、少し力の抜けたアイテムを混ぜるだけで、印象は大きく変わります。

きちんとしすぎない。このバランスが取れないと、私服ネクタイは一気にダサく見えます。

 

③色・柄の組み合わせがおかしい

ダサいネクタイの私服コーデ

私服ネクタイが難しい最大の理由は、情報量が一気に増えることです。

たとえば、柄のネクタイに柄のトップス。そこにさらに色味の強いジャケット。こうなると、視線の行き場がなくなり、全体がごちゃっと見えてしまいます。「おしゃれ」ではなく「うるさい」印象になってしまうんです。

だから基本ルールはシンプル。柄はコーデの中に1つまで。色は3色まで。この制限をかけるだけで、私服ネクタイの失敗率は一気に下がります。

 

④明確な意図がない

ダサいネクタイの私服コーデ

そもそもネクタイは、私服で無理に使う必要のないアイテムです。それでもあえて取り入れるなら、それなりの理由が必要になります。

たとえば、

  • コーデのアクセントにしたい
  • スタイルを崩したい(ハズし)
  • 全体を引き締めたい

 

こうした意図があると、ネクタイはファッションアイテムとしての意味を持ちます。

逆に、ダサいと言われやすい私服ネクタイは、「なぜそこにネクタイがあるのか」が伝わりません。本当に必要だったのか?ネクタイがなくても成立したのではないか?そう感じさせてしまう時点で、違和感が生まれます。

私服ネクタイは、なんとなく巻くアイテムではありません。意味を持たせられたときだけ「おしゃれ」として機能します。

 

じゃあ、どうすれば私服ネクタイコーデをおしゃれに成立させることができるのか?次の項で詳しく解説していきます。

 

 

私服でネクタイをおしゃれに見せる4つの方法

① ボトムスをハズシとして使う

おしゃれな私服ネクタイコーデ

出典:SSENSE

まず一番失敗しにくいのが、このパターンです。トップスはキレイめ、ボトムスでカジュアルに外す。

たとえば、「テーラードジャケット × シャツ × ネクタイ」。ここまでは、ほぼスーツの構成です。このままだと当然、きちんとしすぎて見えます。そこで、ボトムスをデニムやカーゴパンツに変える。それだけで「私服としてネクタイを使っている」という意図が一気に伝わります。

上下で役割を分けることで、上はクラシック、下はカジュアル。このコントラストが生まれ、キメすぎ感が消え、結果的にバランスの良いコーディネートに仕上がります。

私服ネクタイ初心者には、まずここから試してほしい方法です。

 

② ネクタイをハズシとして使う

 

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次は、発想を逆にした考え方です。ネクタイそのものを「ハズし」として使うパターン。

たとえば、カジュアルなアウターにデニム。このラフな組み合わせに、あえてシャツとネクタイを合わせる。すると、「カジュアル × クラシック」「キレイめ × ラフ」といった、コントラストが生まれます。

この「違う要素がぶつかる感じ」が、コーディネートに奥行きとストーリーを与えてくれます。

ポイントは、ネクタイを目立たせすぎないこと。色や柄は控えめにすると、自然にまとまります。

 

③ ネクタイを主役として使う

おしゃれな私服ネクタイコーデ

出典:SSENSE

ここからは、やや上級者向け。ネクタイをコーディネートの主役にする方法です。

やり方はシンプルで、ネクタイを柄物や色物にして、他のアイテムはすべてモノトーンや無地でまとめます。

視線が自然と首元に集まり、「このコーデは、ネクタイが主役なんだな」と一目で伝わる。これが、意図のあるスタイリングです。

ここで重要なのは、主役はネクタイや小物だけにすること。それ以外が主張し始めると、一気に難易度が上がります。

 

④ ネクタイを脇役として使う

 

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最後は、ハイブランドでもよく見られる方法。ネクタイをあえて目立たせないスタイリングです。

シャツとネクタイの色をそろえることで、ネクタイは悪目立ちせず、自然とコーディネートに溶け込みます。それでいて、首元にはクラシカルで上品な空気感が残る。

このやり方は、とても洗練されていますが、注意点もあります。色が少しでもズレると、逆に違和感が出やすい点です。

そのため、同じ色でまとめる、もしくは同じブランド・同じシーズンで揃える。このくらい慎重に選ぶのが安全です。

 

 

参考にすべき私服ネクタイコーデの実力者

私服ネクタイは、理論だけ理解しても少し掴みにくい。そんなときに一番役立つのが、実際に成功している人の着こなしを見ることです。ここでは、参考にしたい2つの存在を紹介します。

 

ソフィア・スタインバーグ

 

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圧倒的な存在感でファッションシーンを牽引する、ロシア出身のモデル、ソフィア・スタインバーグ。黒髪のショートヘアに鋭い眼差し、ダークな空気感。いわゆる「可愛い」よりも、「かっこいい」に振り切ったハンサムな魅力が特徴です。

20歳にして、1シーズンで30以上のブランドショーに出演。海外ではすでに評価を確立していましたが、日本で一気に知られるようになったのは、SNSでのバズがきっかけでした。

彼女のスタイリングで特に参考になるのが、テーラードジャケットやスーツ、パンツスタイルなど、男性的な要素を取り入れたスタイル。とりわけネクタイの扱い方については勉強させられます。

 

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全体の色数は抑え、ネクタイを主役とするスタイル。ネクタイが悪目立ちしないよう、髪型・服・空気感まで含めて一つの世界観にまとめています。だからこそ、ネクタイが自然に溶け込み、おしゃれに見えるのだと、彼女のスタイルは直感的に教えてくれます。

まずはInstagramで、全体のバランス感覚を眺めてみるのがおすすめです。

 

SSENSE公式サイト

おしゃれな私服ネクタイコーデ

出典:SSENSE

もう一つ、必ずチェックしておきたいのがSSENSEの公式サイトです。

SSENSEは、世界的に見ても感度の高い層から支持されている海外ファッション通販サイト。特にネクタイのスタイリングは、「やりすぎない私服ネクタイ」の教科書のような完成度です。

商品ページを開くと、「ネクタイを主役にしたコーデ・あくまで脇役として使ったコーデ・カジュアルに崩した組み合わせ」、こうした実例が自然な形で掲載されています。

買う必要はまったくありません。価格やブランドではなく、「色の使い方」「ネクタイの存在感」「全体の温度感」、この3点を観察してみてください。

理論で説明してきた内容が、「あ、こういうことか」と腑に落ちるはずです。

 

 

 

私服で使いやすいネクタイの選び方

初心者が最初に選ぶべき1本は「黒」

サンローランのネクタイ

出典:FARFETCH

最初の1本として、もっともおすすめなのは黒のネクタイです。理由はとてもシンプルで、黒は無彩色だから。

無彩色とは、色味を持たない色のこと。白・黒・グレーがこれに当たります。色同士のぶつかりが起きにくく、どんなコーデにも自然に馴染みます。

黒のネクタイは、「悪目立ちしない・全体を引き締めてくれる・私服でも違和感が出にくい」、この3点をすべて満たしています。まずはここから始めるのが、一番近道です。

 

幅は「細すぎない」が正解

オーラリーのネクタイ

出典:SSENSE

次に重要なのが、ネクタイの太さ(幅)です。すでに触れてきたとおり、細すぎるネクタイは難易度が高め。首元だけが頼りなく見え、全体のバランスを崩しやすくなります。

私服で使うなら、ある程度しっかり幅のあるネクタイのほうが圧倒的に合わせやすい。体との比率が取りやすく、コーディネート全体が安定します。

迷ったら、ビジネス用と同じ幅を選ぶと失敗しません。

 

素材はシルクが基本。慣れたらレザーも

アワーレガシーのネクタイ

出典:FARFETCH

素材選びで迷ったら、まずはシルク。ネクタイの素材としては定番ですが、それには理由があります。

シルクは、程良い光沢感があり、首元に馴染みやすいです。フォーマルにもカジュアルにも振れます。つまり私服ネクタイに求められる条件を、自然に満たしています。

少し慣れてきたら、レザーのネクタイに挑戦するのもおすすめ。一気にモード感や個性が出ます。

 

色・柄は「慣れてから」でOK

エトロのネクタイ

出典:FARFETCH

黒で感覚を掴めたら、色物や柄物のネクタイに挑戦しましょう。

色物や柄物のネクタイで意識してほしいことは、コーディネートの中に、ネクタイと同系色のアイテムを入れること。

たとえば、ネイビーのネクタイなら、パンツやアウターにもネイビーを少し入れる。こうすると、ネクタイだけが浮かず、全体がひとつの流れとしてまとまります。

柄についても同様で、主張はネクタイ一つに絞る。他はできるだけ静かに。これが、私服ネクタイをおしゃれに見せる基本です。

 

ブランド選びで迷ったら「場所」で選ぶ

具体的なブランドを挙げるなら、ポール・スミスは安定感があります。安すぎず、高すぎず。デザイン性と品質のバランスが良く、「おしゃれ用のネクタイ」としてきちんと成立します。

ただし、ブランド名で選ぶよりも失敗しにくい方法があります。それが、感度の高い通販サイトから選ぶこと。

SSENSEFARFETCH、国内なら三越伊勢丹オンラインストアなど。こうしたサイトは、「私服で成立するネクタイ」だけが自然と集まっています。

 

おしゃれなネクタイは以下のショップで購入できます。

 

 

まとめ|私服ネクタイは「理論を知った人」から似合っていく

私服にネクタイを合わせると聞いて、「難しそう」「上級者向け」と感じた人も多いかもしれません。たしかにそれはその通りで、「ネクタイなしのほうがマシ」というケースも多々あります。

でも、ネクタイの着こなしをマスターすれば、一気に大人っぽさが底上げされ、洗練されたムードが漂います。

私服×ネクタイでダサくなる原因は、意外とシンプル。ネクタイ自体のデザインがダサいのは言わずもがなですが、多くの場合はコーディネート全体のバランスが崩れてしまっていることです。

もし迷ったら、最初の一本は黒のネクタイで十分。主張しないネクタイこそ、私服では最も失敗しにくく、結果的におしゃれに見えます。

ファッションに失敗はつきものです。まずは本記事をご参考に、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

 

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