こんにちは。
この度は当ブログをご覧いただきありがとうございます。
本ブログを運営している、ファッションブロガーのJKEN(ジェイケン)です。
みなさんは、ラコステのポロシャツについてどう思っていますか?
僕は小さい頃からおじさんが着ているイメージが強かったので、ファッションに興味がない時代はなんとなく「おじさんっぽくてダサい」というイメージが定着していました。
ですが服をこよなく愛する今、改めてもっとも素晴らしいポロシャツは何かと聞かれると、「ラコステ」と断言します。
ポロシャツなんてどこも一緒じゃないの?
と思う方もいらっしゃるかもしれません。
でも違うんです。
もちろん他にも有名で魅力的なポロシャツはありますが、なぜその中で僕がラコステのポロシャツを推すのか、その理由をご紹介します。
それでは早速見ていきましょう。
LACOSTE(ラコステ)とは?
LACOSTE
は、ルネ・ラコステというフランスのテニスプレイヤーが立ち上げたブランドです。
ルネ氏はグランドスラムで優勝経験のある名プレイヤーだったそうです。
ラコステのロゴはなんでワニなのか?
ある日、ルネ氏のコーチが「試合に勝ったらワニ革のスーツケースを買ってあげよう」とジョークを発し、それが広まりルネ氏は「ワニ」と称されるようになったそうです。
そしてこの出来事をきっかけに、「ワニ」がブランドの象徴となりました。
ラコステといえばポロシャツだけど、色んなポロシャツブランドがある中、なぜラコステがここまで有名なのか?
ルネ氏は当時、テニスをする時の服装として定番だった長袖シャツがテニスに向いてないと考えていました。
そこで、思いきって長袖シャツの袖を切り、半袖にしたそうです。
これがポロシャツが生まれたきっかけ。
つまり、ラコステはポロシャツというアイテムを始めて生み出したブランドというわけです。
テニスという紳士のスポーツでは品位を保った服装をしなければいけないので、そのルールが逆に名作を生み出すことに繋がったといえそう。
ラコステのポロシャツ「L.12.12」の魅力
1933年にラコステが創業された以降、ラコステのポロシャツはほとんど基本デザインを変えずに世界中で愛用されてきました。
ラコステにはポロシャツを生み出したブランドだけあり、デザインやシルエットといった細かな違いによって、複数のシリーズが存在しています。
中でも「L.12.12」は、ラコステの最も定番なポロシャツとして知られています。
(ちなみに、L=LACOSTE、1=独特の素材、2=半袖、12=ルネ氏が選んだ試作品ナンバーを表しています。)
どういう点で魅力的なのか、ポイントを3点に絞ってご紹介します。
【魅力①】洗練されたエレガントなデザイン
ラコステのポロシャツ「L.12.12」のベースは、とてもシンプルなデザインで成り立っています。
一見普通だけど、細部を見るとこだわりの詰まった洗練されたデザインです。
まず、素材は綿100%のピケ生地を使用。
ピケ生地は耐久性・柔軟性に優れており、僕も数年間着用していますが、洗濯しても型崩れしにくいです。
その上吸湿性や通気性にも優れているので、汗をかいてもべたつきにくいのが嬉しい。
またこの生地はきめ細かく光沢感があるのも特徴で、高級感のあるボタンや、きちんと仕立てられた絶妙は幅の襟から、エレガンスな印象が感じられます。
そして、動きやすさや快適さを考えた袖リブや裾のスリットなども見逃せないポイントです。
このようにスポーティな印象だけでなくエレガントさも備えたL.12.12は、キレイめ・カジュアル・トラッド・プレッピー・ストリート・ビジネスカジュアル等、様々なスタイルに合わせやすい仕上がりになっています。
このような汎用性の高さとデザイン性から、トレンドに影響されにくいのも1つの特徴です。
【魅力②】上品なシルエット
L.12.12のシルエットは、今のトレンドと比較すると少し細身な部類に入ります。
ただ、ワイドシルエットとして着たい場合、オーバーサイズを選ぶといい感じにゆるいシルエットを出すことが可能です。
例えば普段はMサイズの場合、L~XLを選ぶのがオススメです。
オーバーサイズを選んでもダボっとしただらしない印象にならないのは、ラコステのエレガンスなデザインのおかげ。
もちろんジャストサイズで着てもかっこいいので、好みによって選べばOK。
【魅力③】遊び心を加えてくれるワンポイントロゴ
極めつけはこれです。
ラコステのワニロゴって、めちゃめちゃかわいいですよね。
ワンポイントロゴは、ロゴが大きすぎると主張が強くなりすぎて全体のバランスを崩してしまうことがありますが、ラコステのロゴは本当に丁度いい大きさなので、コーデの邪魔になりません。
無駄のないデザインの中に、さりげなく主張するワニのロゴは、コーデの中の程良いアクセントとして機能してくれます。
ハイブランドのロゴは結構好き嫌いが別れる(見る人によってはちょっと嫌味に見えることもある)のですが、ラコステはスポーティで可愛らしいイメージがあり、男女共に好まれるロゴです。
僕は男性でも女性でもラコステの服を着ている人を見つけると、つい目で追ってしまい、「あぁこの人、分かってるなぁ、素敵だなぁ…」となんだか嬉しくなってしまいます。
魅力4 色の種類が豊富
折角デザインが好きでも、好みの色がない…というケースは少なくありません。
しかしラコステのL.12.12では、色が18~22種類程あり、発色の良い原色から、色のくすんだスモーキーカラーやペールトーンまで幅広く取り揃えられています(シーズンやシリーズによって変わります)。
僕も緑の原色のポロを持っていましたが、洗濯しても発色がいいままでした。
個人的にはポロシャツの色によって、デニム、スラックス、チェックパンツ等合わせるボトムスを変えるのがおすすめです。
ちなみに滝川クリステルさんが以下の記事でラコステの半袖ポロを素敵に着こなされているので、女性はもちろん男性もぜひチェックしてみてください↓
https://www.gqjapan.jp/fashion/news/20170529/lacoste-takigawa-christel
ラコステのポロシャツ「L.12.12」のサイズ感・着用感
身長176cm、体重64.5kgの男性がMサイズのL.12.12ポロシャツを着用したイメージがこちら↓
ご覧の通り、割とタイトめなシルエットだと思います。
洗濯を繰り返したものなので少し縮みがある状態ですが、身幅は身体に程良くフィットするくらいで、袖丈はヒジよりも上なので結構短め。
個人的にはビジネスカジュアルではジャストサイズが丁度いいと思いますが、プライベートでおしゃれ着として楽しみたいなら、オーバーサイズを選んでもう少しワイドシルエットで着るほうが抜け感やこなれ感が出るのでおすすめです。
(僕の場合だとジャストサイズはM~Lサイズ、オーバーサイズはXLくらい)。
【番外編】色々なラコステ
ポロシャツ以外にも魅力的なアイテムが沢山ある
ラコステにはポロシャツ以外にもバッグ、ニット、小物類など、かわいいアイテムが沢山あります。
デザインも様々で、他のブランドにはないビビッドなカラーリングの組み合わせを使っているアイテムが特徴的。
また、ワンポイントロゴが緑のワニだけでなく、グレー、白、黒等、ボディの色に合わせたワニや、トリコロール、金具を使ったワニもあります。
LACOSTE L!VEがめちゃめちゃ可愛い!
2011年より、ラコステの新ラインとしてLACOSTE L!VEがスタートしました。
従来のスポーティでエレガンスなイメージは継承しつつ、より若い世代に向けたデザインになっています。
特に、エネルギーを感じさせる色と柄の組み合わせや、大胆なロゴの使い方が特徴的です。
個人的には、よりプレッピーさが増したかなという印象。
別注やコラボ商品が多い
毎年数々のセレクトショップが、ポロシャツを始めとするラコステのアイテムを別注依頼しています。
各ショップの特徴が色濃く出るので、毎年楽しみにしている方も多いはず。
【LACOSTE × BEAMS】別注 ストレッチコーデュロイ ブルゾン
【LACOSTE×URBAN RESEARCH DOORS】別注 ルーズフィットポロシャツ
【LACOSTE×EDIFICE】別注 オープンカラーポロ
【LACOSTE×BEAUTY&YOUTH】別注 BIG PL SHIRTS/ポロシャツ
過去にはスヌーピーやべイプ、Supreme等のブランドとコラボしたこともあり、大変遊び心のあるアイテムが出ています。
自分だけのポロシャツが作れる!?
過去に期間限定で、ラコステが「カスタムポロ」という形で自分だけのポロシャツを作るというイベントがありました。
L.12.12をベースに、ボディ・襟・袖・袖リブ・ロゴを、自分の好きな色を選んで組み合わせてオーダーするというものです。
ラコステ好きにとってはとてもとても夢のあるイベントですが、いつでも開催されているわけではないようです。
また実施されるといいですね。
紳士のスポーツでも大活躍
テニスはもちろん、紳士のスポーツとして有名なゴルフでも着用している方は多くいらっしゃいます。
ドレスコードが求められるスポーツでは、見た目と動きやすさの両方が求められるため、シンプルでおしゃれで快適なラコステのポロシャツはとってもお勧めです。
僕もたまににゴルフやフットゴルフをする機会がありますが、その際はラコステのポロシャツを着ています。
今では、LACOSTE SPORTというシリーズで、スポーツ用に特化したポロシャツも販売されているようです。
まとめ
本記事は以上です。
ラコステのL.12.12は、本当に様々なシーンで活躍するアイテムです。
僕の以前の職場はビジネスカジュアルだったので、夏場はクールビズアイテムとして毎日L.12.12を着ていました。
みなさんも、お好みの色を探してみてはいかがでしょうか。
それではまた別の記事でお会いしましょう。
参考文献:LACOSTE. "LACOSTE SINCE 1933". https://www.lacoste.jp/lacoste-brand/about-lacoste (参照 2020-09-10)